器具を使う避妊も効果的!それぞれの器具を比較してみよう
子宮内避妊具は子宮内に小さな避妊器具を装着して妊娠を防ぐ
避妊器具というと、多くの方が男性が使用するコンドームをイメージするかもしれません。しかし、現在では女性が使用する避妊器具も登場しており、注目集めています。そのひとつが子宮内に装着することによって妊娠を防ぐことができるミレーナです。
避妊リングとも呼ばれており、一度装着することによって最長で5年ほど効果を発揮してくれます。かかる費用に対する効果の高さから2007年の発売以来、幅広い層に高い人気を集めています。
女性用コンドームも存在する
コンドームといえば男性が装着し、使用するのが一般的です。しかし、現在では女性用のコンドームも存在しています。100名の女性が1年間使用した場合に妊娠する確率を示すパール指数は6.3%となっており、ピルと比較するとややリスクは高いもののコンドームと同程度の効果が期待できます。
とはいえ現在では前述の避妊リングなどより確実性が高く、低コストな女性向け避妊手段が登場したこともあり、それほどメジャーな存在ではありません。
膣の中に挿入するペッサリーは避妊成功率が低い
かつては膣の中に挿入することによって避妊を行うペッサリーも定番の避妊手段として知られていました。仕組みとしては子宮の入り口に装着することによって、精子が入ってこないようにするというシンプルなものです。
このペッサリーについては自分に合った適切なサイズのものを選ぶ必要があり、性交後も約8時間ほど装着したままにしなければならないといったデメリットもあり、さらに避妊の成功率がやや低い手段のひとつとされています。